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沖縄中国論」を主張する中国の愛国主義者たち

中国歴代王朝の官吏や留学生を教育した北京の「国子監」現在では観光地となっているこの建物に、ガラスケースに入った18世紀の黄ばんだ書物が展示されている。これこそ、沖縄が中国の領土だと示す「証拠」だと主張する人々が中国にはいる。

 日本と中国は長年、東シナ海に浮かぶ無人の小島の数々をめぐって角突き合わせており、軍事衝突への発展を懸念する声も聞かれる。だが、現代の中国で最も強硬派の国粋主義者たちは当局からの暗黙の了解の下、さらに広域の領有権を主張する。その対象には、人口130万人と在日米軍基地を有する沖縄も含まれている。

■琉球王国――二重従属の複雑な歴史

 日本本土から台湾のすぐ手前まで、約1000キロにわたって連なる南西諸島(中国名:琉球諸島、)。その中で最も大きな沖縄本島は、琉球王国(1429~1879)の中心だった。琉球王国は中国歴代王朝の皇帝と日本の幕藩体制の双方に忠誠を誓い、明治政府による1879年の琉球併合まで、数百年にわたり明朝と清朝に貢ぎ物を献上していた。

 日本と中国という強国のはざまで、琉球王国は複雑な歴史を抱えることになる。皇帝への貢ぎ物の見返りとして、中国との交易や文化交流は栄えた。ところが17世紀初頭より日本の圧力を受けるようになり、薩摩藩による懲罰的な琉球侵攻や、度重なる忠誠や年貢の要求にさいなまれた。表向きの独立だけは保ったものの、この「二重従属」は19世紀末、近代化を進める明治政府が琉球の曖昧な位置付けについに我慢できなくなるまで続いた。



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